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長男のやきもち

2歳の長男に弟が産まれたとき、
彼は絶対にやきもちをやくだろう、と思っていた。
ところが拍子抜けするほどしなかった。
なんだか不思議なかわいい生き物がいる、
という具合で、ほおを手でそっと挟んでみたり
微笑みかけたりするものだから、私は
これはちょっと失礼な予想をしてしまっていたのかしらん、と思った。

ただ、一度、彼と遊んでいるときに赤ちゃんの弟が
隣室で泣いてしまって、
フォローなしにすぐスッと立って見に行ってしまったら
彼は私を追いかけるのを暫く我慢していたらしくて(夫が見ていた)、
そういうことを続けないようにしなくてはと反省した。
(でも、その後も気づかないうちに何度もしてしまっていると思う。ごめん。)
多少、予想していた”怒り”のほうではなく
“泣き虫化する”ほうにやきもちのベクトルがいっているのかも知れない、
それは最近もそうなので、一対一でちゃんと顔を見て話す、遊ぶ、
という時間を意識して持つのが
対処策(というと冷酷な感じがするけれど)として有効なのは分かっているし、
育児書的にはお兄ちゃんケアの常識だけれど…
お世話に追われたり自分のことに時間をさいてしまって、
あまり一緒に遊んでいないので良くないな。
これも反省。お盆休みにはもっとちゃんと遊ぼう。

最近では下の子も大きくなり(1歳半くらい)、小走りもできるようになり
ふたりでよく追いかけっこをしていて、賑々しい。
一緒に踊ったり、一つの座椅子に収まっていたり、
ものを取り合ったりもする。
長男は、次男のことを、必ずひとつづきで
「〇〇くんおーとと(“弟”の意)」と呼ぶのだが、
道行く人にも「〇〇くんおーととだよ」と紹介して歩いていて、
「(…???)」という顔をされているのがかわいい。
子というのは一人だと、より物静かに育つのだろうけど
まあこれからも元気に仲良くしてくれたらいいかなーと思う。

私も夫も歳がとても近い兄弟はいないので
けんかはどの程度で仲裁したらいいのかな…?などと
作戦会議を開きながら、見守っている。
けんかはあまりしない、というかまだ兄のほうが
力も知恵もある故にけんかできないので、
親としては「おーおーやれやれー」と応援(?)できるくらい
力が対等になってくれるといいなと勝手に思っている。
服や靴からすると年齢は2歳差なれど
体格差は1歳差まで追いついてきている(!)ので、
がんばれお兄ちゃん。越されるぞ〜。

いま長男のお気に入りは本だと「のろまなローラー」やのりものずかん、
映像だとトミカ、おもちゃも車。ぶれない。
次男は保育園でもらってきた歯磨きややさいの絵本、
映像はリズミカルな音楽がついているもの(踊る)と
動物の絵がいないいないばあをするもの、
おもちゃはなにかしらの…容器…?が好き。
鞄状のものを腕に下げてぷりぷり振りながら歩いている姿がよく目撃されている。

これから、ここでは買って良かったものや絵本の記録をしていきたいと思う。
あとは、観察記になるかと思う。

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migと申します。 二男児の母猫です。 得た知識やものの感想など纏める場所を設けようと思いました。 あとはのんびりした日記です。