我が家にはいま
2013年生まれ3歳と2015年生まれ1歳の男児がいる。
お絵描きだと、兄は丸と線で顔が描けるくらい。
弟はクレヨンを渡してもまだほじるのに一生懸命になっちゃうくらい。
子どもたちについて思うことをすこし。
妊娠について
妊婦の体験はほんとうにおもしろかった。
脚が攣りやすいのと自転車に乗れないのは不便だったけれど、
運よく悪阻が軽かったので、
よく食べよく眠る(※妊娠前と同じ)うちに二人とも大きく成長した。
お腹が大きくなってからよりも、妊娠してすぐのほうが不安があった。
安定期まではやはりとても弱いうえに、”特に考えられる理由がなくても
流れる”という恐ろしい話を聞いたので、こわごわ過ごした。
立ち仕事を続けていたら、ある日のお昼ころにポコリと動いて、
胎動だと確信が持てたとき物凄く安心したのが印象的だった。
それからも勤務中の胎動を楽しんで過ごした。
エイリアン感があるというか、自分ではないものが胃の下で
うごめいていると、私はもちろん彼を守る側の立場ではあるのだけれど
安心するような心持ちだった。
臨月まで仕事は続けた。
出産について
二人ともスピード安産だった。
3時間くらい。
ラッキーだったと思う。
しかし、痛いは痛かった。
よく映画などで歯を食いしばって叫ばないように拷問を耐える、という
シーンがあるけれど、あんなのは私は絶対に無理だということが
分かった。絶対に即叫ぶ。
でもあまり叫んでいると下半身に力が入らないとか
呼吸に集中しないと酸素が子にまわらないとかで、めちゃくちゃ痛い中
“叫ぶのを我慢し呼吸に集中し、力む”という
けっこう複雑なことをしなくてはいけなくて
困惑した(たぶんあまりできていなかったと思う)。
二人目のときは、お兄ちゃんを家でみるため
前回背中をさすったり側にいてくれた夫がいなくてすこし心細かったが
陣痛が来てからひとりタクシーで向かい、「陣痛のようですー」と
入院した。分娩台に上がってからが辛さの本番かと思いきや、
振り返ると”上がってから”はジェットコースターのようなので
精神的に一番辛いのは”分娩室前”の控え室で蹲って
陣痛の感覚が狭まってくるのをじわじわ待つ時間だった。
宇宙のことを考えて気を紛らわせた。
グーグルアースの要領で自分からどんどんズームアウトしていって、
地球からも遠ざかって、完全な静寂。悠久。私は無。
というふうに(どういうふうにだ)。
産まれてから
長男を産んでからはいろいろと初めてのことが多く、
買う物も多く、大変だったけれど、そのぶん次男のときは
精神的にも物資的にもかなり楽だ。
ただし荷物はさらにわさわさし、
長男が走っていかないようにしながら次男のカートを押すなど
やはり物理的にはちょっと大変。
でもそれを補って余りあるほどに、性格の違いを始め
(優劣ではなくて単純に)違う部分ばかりで見ていて楽しい。
兄:やさしい、几帳面、気が弱い、ちょっとお調子者、にこにこ人なつこい
弟:淡々としている、怒ると激しい、気が強い、やや警戒心が強い、しかめ面
弟のしかめ面は生まれつき。平常でちょっと怒っているみたいに見える。
二人ともそこまで物に執着せず諦めがわりとよいのが
親からすると意外…(えっもういいの?となる)。
リアクションや好みもこれから更に違ってきそう。
いま模索中なのは二人まとめて絵本を読み聞かせるときの良い塩梅と、
園から帰宅後のスムーズな晩ごはんへの移行準備・手順。
ここには良かった遊び場やお店、おもちゃ、絵本などについてメモしていきたいと思う。
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