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子にとってのヒーロー

3歳半の長男は最近ヒーローものが好きで、あんまりジェンダーにとらわれない育児をしようとは思っているのだけどやはり「男の子らしいなあ」と思ってしまう。
私がお姫さまに憧れ始めたのもこのくらいからだったものな…(母のペチコートがつるつるした素材でできていてレースが付いているのが、幼き私にはかなりお姫さま度高くみえたらしく、服の上から履いて幼稚園に行きたがって母は困ったとか)。
彼が好きなのはアイアンマン、バットマン、ウルトラセブン(但し他のウルトラマンとの区別はついていないもよう)、スパイダーマン、あとメカゴジラ。
話したてのころに「ばっとま」と言い、夫さんが子の生まれるずっと前に趣味で買ったバットマンのフィギュアを譲り受け握りしめながら映画を観ていたのをはじめ、時折どのヒーローが好きか訊くと答えてくれるようになった。3歳になりたてのころに彼は骨折をしてしまったのだけど、その診察や(レントゲンをひどく恐がった)ギプスを外すときなど(言わずもがな歯の回転する機械で切るので恐い!)に これも夫さんが持たせてくれたメタコレというシリーズの小さなアイアンマンが心の支えとして役に立った。3歳半のいま、つい先日も渋っているところを「靴下履かないひとはかっこわるいからバットマン嫌いになっちゃうってー」と言うといそいそと履いてくれたので、なんというか、便利…。

ヒーローというと、憧れた男児が暴れまわるというイメージが強かったのだけれど、長男くんにかんしては、もちろん頭の中では物語が展開しているようではあるけれど、ブンドド(ブーン!ドドドド!と小さなおもちゃで戦うような遊びをすることをブンドドするというそうです)が思ったより大人しい。あとポーズを熱心に変えて納得のいくものに調整している時間が長いのもちょっと意外だった。
そして、”格好良くあろう””強くあろう”という気持ちを支えるものとして、(何人かの)ヒーローが心にいるというのはよいものだな、とほんとうに思う。親として便利だと思うとかいうことは差し置いても、純粋にそう思う。