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映画館で観たい映画

映画の原体験もドラえもんだったと思う。
ドラえもん映画を毎年観に行ってカラフルなプラスチックのおもちゃをもらうのを楽しみにしていた。
その初回だったか、連れて行ってくれた親の友人によると、ポップコーンを買ってもらって食べ始めんとしていたところ映画が始まって、食べ始めの一つを手に持ったまま観終わったらしい。そんなに巨大なドラえもんにのめり込むとは。
(藤子・F・不二雄ミュージアムはまだ行ったことがない、子がドラえもんを気に入ったら一緒に行きたい。)

子が二人いるので”どうしても”という映画だけを預けてひらっと観に行く身としては、映画館で鑑賞するものは予告をみて”これは体感したい!”と思ったものに限られてくる。学生の頃だと札幌の蠍座、池袋の新文芸坐、渋谷のUPLINK Xなどでポスターだけの情報で決めた映画をじっ…と観ることが多かったのだけれど、最近は映画館の醍醐味はもちろん大きな音と大きな画面だよね!!という感じに退行してアトラクション感覚で選ぶことが多い。

時期を逃すと観られない、という意味では、『ロード・オブ・ザ・リング』は映画館で観られて幸運だった。ただ1、2、3作目それぞれの間が開くので待つのが辛かったのとひとつひとつが長いのでへとへとになった覚えがある。あれらはVIP席的な椅子で観るべき…。でもとにかく最高に緻密な原作に基いて本当に各総力を結集して映像化されていて、へとへとになるのは入り込んでしまっていたからに他ならないし、CGもいま観てもそんなにちゃちくないところがほんとうに凄い。あーやっぱりブルーレイ買おうかなー。

『スパイダーマン』(トビー・マグワイアの出てるひとつめ)を観てからビルの上をぴゅんぴゅん行くの映画館で観るとこんなに気持ちいいのか!という発見が初めてあり、映像の迫力でとにかく押してくる(という場面のある)タイプの映画にも興味を持つとともにアメコミ映画への偏見がなくなり、映画館でではないがダークナイト3部作、今大盛り上がりのMARVELコミック映画はロバート・ダウニーJrの『アイアンマン』以降のものはたぶん全て観た(私はマイティ・ソーが好き トム・ヒドルストンにナタリー・ポートマンにアンソニー・ホプキンス!豪華!)。三点着地は最高。

妊娠中に『エイリアン』の前日譚『プロメテウス』を観に行って、…観た方はお察しのことかと思いますが…なんというか貴重な体験をしました。ラパスさんの役がお腹をむおおおってするところで子が激しく動いたんですよね。すみませんでした。
あとあのコンソールというか操作椅子のある場所のすごく綺麗なシーン、あれだけでも映画館に行った価値はあった。宇宙の映画は映画館との親和性がとっても高い(ぶん怖い)。

ちょっぴり後悔しているのは、ガイ・リッチー版シャーロック・ホームズの一作目をなぜかあまり面白くなさそうと思って観なかったことと、赤ちゃんのいた時期だったので『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に行かなかったこと(これは名古屋では爆音上映をやっていなかったのでそこが残念)。
ということで(?)先日『シン・ゴジラ』は行ってまいりました。セリフ…セリフを読みたい…台本を読みたい!と思いました。勿論ゴジラですので、大きな音と大きな画面で観たのは大正解でした、怖かった。

『インセプション』はDVDで観たあと、映画館で見応えありそうだなと思ったので、予告にてちょっと似たシーンのあったドクター・ストレンジは観に行きたい。ベネディクト・カンバーバッチが好きだし。
というのが、これからの話。
自分で好きな映画をかけられるとしたら、一日かけてターセム・シン映画(スタートダッシュ)→ウェス・アンダーソン映画(たまにサンドイッチやおにぎりやお茶をいただく)→ジブリ映画(シータやフィオと一緒にたまに寝る)→ジャン=ピエール・ジュネ映画((悪)夢)→『銀河鉄道の夜』(明け方)を流したい。
というのが、夢の話。

つらつらと失礼いたしました!

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migと申します。 二男児の母猫です。 得た知識やものの感想など纏める場所を設けようと思いました。 あとはのんびりした日記です。